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こばやしひでおのうんちく情報

マグレガーのX理論・Y理論とは

X理論とY理論(ダグラス・マグレガー)
マサチューセッツ工科大学教授で行動科学の泰斗。1906-1964。

経営者の施策は、意識するとしないとにかかわらず、かならず理論に基づいている。理論と現実とは不可分である。(高橋達男訳『新版 企業の人間的側面』1966年産能大学出版部)

X理論

【考え方】
  1. 普通の人間は生来仕事がきらいで、なろうことなら仕事はしたくないと思っている。
  2. この仕事は嫌いだという人間の特性があるために、たいていの人間は、強制されたり、統制されたり、命令されたり、処罰するぞと脅されたりしなければ、企業目標を達成するために充分な力を出さないものである。
  3. 普通の人間は命令されるほうが好きで、責任を回避したがり、あまり野心をもたず、なによりもまず安全を望んでいるものである。
【実際】
  • 命令と支配による経営
  • 権限行使による命令と統制
  • 「アメとムチ」の理論
  • 階層原則
  • 権限と責任はひとしくなければならない
  • 分権、目標による管理、相談づくの監督、民主的指導といった新手口

Y理論

【考え方】
  1. 仕事で心身を使うのはごくあたりまえのことであり、遊びや休憩の場合と変わりはない。
  2. 外から統制したりおどかしたりすることだけが企業目標達成に努力させる手段ではない。人は自分が進んで身を委ねた目標のためには自ら自分にムチ打って働くものである。
  3. 献身的に目標達成のために尽くすかどうかは、それを達成して得る報酬次第である。報酬のうち最も重要なものは自我の欲求や自己実現の欲求の満足である。
  4. 普通の人間は、条件次第では責任を引き受けるばかりか、自ら進んで責任をとろうとする。
  5. 企業内の問題を解決しようと比較的高度の想像力を駆使し、手練をつくし、創意工夫をこらす能力は、たいていの人に備わっているものであり、一部の人だけのものではない。
  6. 現代の企業においては、日常、従業員の知的能力はほんの一部しか生かされていない。
【実際】
  • 統合の原則(統合とそれにもとづく自己統制)
  • 企業目標と従業員個々人の欲求や目標の統合
  • 管理能力の向上と、自我の欲求や自己実現の欲求の満足とを結合させようとする「戦略」
  • やる気を起こさせる評定
  • 給与管理
    基本給の公平な支給
    基本給の増額の原則
    1. 業績の客観的基準に結びついた増額(少数、多額)
    2. 定期的に自動的に受け取るもの(少額)
    3. 明確な「卓越した」業績を示した個人への昇給(少数、多額)
    4. 客観的測定が可能な部門別、事業所別の集団報奨
  • 昇進と人事異動
    自分の将来に影響を及ぼす事柄の決定には、自分から進んで責任を持って参加しなければならない。
  • スキャンロン・プラン
  • 経営環境が第一、メカニズムは二の次
  • スタッフとラインの協力関係
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